travelは、旅行というより移動するイメージ。

日本では旅行と訳されるtravel。

確かに旅行という意味で使われることも多い、

では、下記の文を訳すとどういう意味になるでしょう。

The police measured the speed at which the car was traveling.

「警察官は旅行していた車の速度を測った。」

は間違い。

車が旅行するのでしょうか。(映画「カーズ」のように車に意思があるなら別ですが。)

正しい訳は、

「警察は車の走行速度を測定した」

です。

純粋に移動するという意味でtravelが使われるケースは多いです。

ちなみに、上記の文は

The police measured the speed.

The car was traveling at the speed.

を関係代名詞のwhichでつなげた分で、

文法上は、

The police measured the speed which the car was traveling at.

でも大丈夫だと思います。

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自動詞と他動詞で同じ意味のある動詞

通常は、自動詞として使った場合と他動詞として使った場合では単語の持つ意味は変わってきます。

例えば、runを自動詞で使えば「走る」、他動詞で使えば「運営する」

しかし、自動詞でも他動詞でも同じ意味になる動詞もあります。

例えば「attend」。

一般的には他動詞で「出席」。自動詞で「面倒をみる」の使い方がよく出題されます。

attend the meeting ミーティングに出席する。

attend to the baby.赤ちゃんの面倒をみる。

しかし、辞書を調べると、自動詞他動詞ともに「面倒をみる」「世話をする」の意味があり、

attend her

attend to her

上記のいずれも「彼女の世話をする」という意味で使われます。

じゃあ何が違うのか。

これはネイティブの人がそれぞれどう感じてたのかという難しい部分があるのでこれが答えだという事はできませんが、

しいて言えばattend と herのどちらに重点を置いているかという事が言えると思います。

自動詞として使うのなら、当然第一文型になるので「to her」の部分は無くても文が成立します。

しかし、他動詞として使えば「 her」が無くては成立しません。

何が言いたいかというと、

「最近は何をしているの?」

という質問に対しては

「お世話をしている」という意味で自動詞の「attend」を使用した方が相手によく伝わります。

一方、

「誰かのお世話をしていると聞いたけど、その人は誰なの?」

という質問に対しては「彼女」を強調するために他動詞を使った方がよく伝わります。

 

本当に微妙な違いなのではっきりとは言えないのですが、

一応参考にでもしていただければと思います。

 

 

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intenseとintend 違いと覚え方

まぎらわしい英単語にintenseと intendがあります。

どちらもTOEICなどの試験で必須の単語なのでさらに迷惑な話です。

intenseは激しい、強烈なという意味の形容詞。名詞形はintension緊張、努力、強さ

intendは意図する、もくろむという動詞。名詞形はintention意図、意向

名詞形が本当にややこしいですね。

覚え方としては、intense、intensionと「s」が含まれているので、

「ドSは激しい」

と覚えるといいですが、あまり言葉的におすすめはできません。

ちなみに、サッカー用語で「インテンシティー」がよく使われることがあり、

カタカナなので分かりずらいですが、意味は「強さ」です。

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inspire と expire

spire、pireには、息を吸い込むイメージのあることばです。

inspireはin(中に)にspireで、奮い立たせる、吹き込むの意味で、

expireはex(外に)にspireで、息を吐き出す、期限が切れる、息が絶える。

となり、

respireはre(繰り返し)spireするで「呼吸する」「息を吹き返す」の意になります。

ちなみり、inspire and expireで「息」というイディオムになります。

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so thatとso as toの違い

so thatはよく聞きますが、

so as toってなんだっけ、というこかたもいるはず、

これはどちらも~するために, ~となるように,等の意味で同じ、

違いはso thatの後はSV、

so as toの後は不定詞なので動詞の原形、

面白いのは、これと同じことが、

「so~as to~」と「so~that」の「とても~なので~だ」でも言えます。

「私はとても衝撃を受けたので気を失ってしまった」を英語で言うと、

I was so shocked as to faint.

I was so shocked that I fainted.

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had better「~したほうがいい」

had betterは、一瞬過去形に見えますが、まとめて助動詞扱いなので「未来」を表しています。

The clock is ticking, so you had better finish your write-up soon.

時計が鳴っているので、すぐに記事を書き終えたほうがいいですよ。

had betterの代わりにshouldでもいいですが、

had betterの方が、「(そうしないと)悪いことが起きるよ。」というニュアンスがあります。

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flat adverb単純形副詞

通常、動詞を装飾するのは副詞と学校でならいましたが、

ネイティブ(とくにアメリカ)の日常会話では、そうでない場合が多く見受けられます。

例えば、

drive slow

本来なら、driveは動詞なのでdrive slowlyだと思いますが、

drive slowと、slowを副詞として扱っています。

形容詞と同じ形で副詞の働きをする副詞の事を単純形副詞 といいます。

goやwalkでもよく見られます。

本来は間違った使用法だったかもしれませんが、

近年ではこのような例で日常的に使われています。
(これからその数は増えそうです。)

ちなみに、lyをつけて副詞にすると意味が全く違ってくるものもあるので、

もしかしたらそういったものと区別するためにも利用されることが多くなっているかもしれません。

例 hard 硬い・厳しい・熱心に⇔ hardly ほとんど~ない

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eeで終わる単語は、動作の受け手を表す。

erをつけて動作する人を表す事ができます。

employ [雇う] にerを付けてemployer [雇用者]

このerをeeに変えることで、今度は逆に動作の受け手を表すようになります。

例 employee → 雇用される側 → つまり「従業員」の意味になります。

他にも、

interview 面接 → interviewer 面接官→ interviwee 面接を受ける人

trainer 訓練教官  → trainee 訓練生

等があります。

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時々、しばしば、等の頻度を表す割合

sometimesの時々ってどのくらいの確立の時に使うんだろうと思うときがありますよね。

そのでそれぞれの確立を少ない方からザックリ表にしました。

rarely       10%以下

occasionally、once in a while、at times 10~30%

sometimes、now and again [then]   50%

often   50%よりも上の時

frequently 50%よりも上の時、定期的な意味も

usually, generally, normally   80% 100ではないけどかなりの高確率で

always, all the time       100%

 

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