自動詞と他動詞で同じ意味のある動詞

通常は、自動詞として使った場合と他動詞として使った場合では単語の持つ意味は変わってきます。

例えば、runを自動詞で使えば「走る」、他動詞で使えば「運営する」

しかし、自動詞でも他動詞でも同じ意味になる動詞もあります。

例えば「attend」。

一般的には他動詞で「出席」。自動詞で「面倒をみる」の使い方がよく出題されます。

attend the meeting ミーティングに出席する。

attend to the baby.赤ちゃんの面倒をみる。

しかし、辞書を調べると、自動詞他動詞ともに「面倒をみる」「世話をする」の意味があり、

attend her

attend to her

上記のいずれも「彼女の世話をする」という意味で使われます。

じゃあ何が違うのか。

これはネイティブの人がそれぞれどう感じてたのかという難しい部分があるのでこれが答えだという事はできませんが、

しいて言えばattend と herのどちらに重点を置いているかという事が言えると思います。

自動詞として使うのなら、当然第一文型になるので「to her」の部分は無くても文が成立します。

しかし、他動詞として使えば「 her」が無くては成立しません。

何が言いたいかというと、

「最近は何をしているの?」

という質問に対しては

「お世話をしている」という意味で自動詞の「attend」を使用した方が相手によく伝わります。

一方、

「誰かのお世話をしていると聞いたけど、その人は誰なの?」

という質問に対しては「彼女」を強調するために他動詞を使った方がよく伝わります。

 

本当に微妙な違いなのではっきりとは言えないのですが、

一応参考にでもしていただければと思います。

 

 

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all of とEach of の違い

all of~は「全ての~」を表し、

Each of~は「それぞれの~」を表す。

どちらも~以降のもの全てのことを表しているので、

意味合い的にはほとんど変わらないが、

たとえばこの場合、

(  ) of the three boys has his own computer
その3人の生徒はそれぞれが,自分のコンピュータを持っている。

Each とAllのどちらが入るかという問題では

Eachが正解、

Allの場合はそこにある全て(複数)を指すのでhas にはならない。

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intenseとintend 違いと覚え方

まぎらわしい英単語にintenseと intendがあります。

どちらもTOEICなどの試験で必須の単語なのでさらに迷惑な話です。

intenseは激しい、強烈なという意味の形容詞。名詞形はintension緊張、努力、強さ

intendは意図する、もくろむという動詞。名詞形はintention意図、意向

名詞形が本当にややこしいですね。

覚え方としては、intense、intensionと「s」が含まれているので、

「ドSは激しい」

と覚えるといいですが、あまり言葉的におすすめはできません。

ちなみに、サッカー用語で「インテンシティー」がよく使われることがあり、

カタカナなので分かりずらいですが、意味は「強さ」です。

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so thatとso as toの違い

so thatはよく聞きますが、

so as toってなんだっけ、というこかたもいるはず、

これはどちらも~するために, ~となるように,等の意味で同じ、

違いはso thatの後はSV、

so as toの後は不定詞なので動詞の原形、

面白いのは、これと同じことが、

「so~as to~」と「so~that」の「とても~なので~だ」でも言えます。

「私はとても衝撃を受けたので気を失ってしまった」を英語で言うと、

I was so shocked as to faint.

I was so shocked that I fainted.

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tractが付く英単語の意味

tractには何かを引っ張るイメージがある言葉です。

その組み合わせで単語を覚えてしまいましょう。

attract=at(ある方向に)+tract(引っ張る)=attract (魅力などで)引きつける

distract=dis(離れて)+tract(引っ張る)=distract 散らす、そらす、(…の)気持ちを紛らす

contract=con(一緒に)+tract(引っ張る)=contract 契約、契約を結ぶ

extract=ex(外に)+tract(引っ張る)=extract 抜き取る、抽出する

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TOとFORの違い

「東京行き」を表すものは、

「To Tokyo」と「For Tokyo」の2種類がある。

この大きな違いは、Toは到達点を表し、Forは方向を表している。

She went to Kyoto. 彼女は京都に行った。(京都に到着している)

She left for Kyoto. 彼女は京都に向かって旅立った。(京都に着いたかは分からない)

なので、電車では途中の駅で降りる人も多いので行先に「For Tokyo」が使われ。

飛行機のように必ず目的地に到着する場合は「To Tokyo」が使われる。

 

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specの語源、意味

specはとても汎用性が強く、理解するのが難しい言葉。

まず、spec自体の意味としては、

投機、(他動詞で)明細を書く。

という意味になる。

日本でスペックというと、パソコン等の性能や、人間の経歴や身体の特徴などを指すことがあるが、

その場合は、specificationを短縮したものと考えられる。
(speculationは投機。間違えやすいのでご注意)

通常はspecsとsを付ける。

 

また、specの元々の語源は「よく観察する」という意味。

spectatorは観る人、つまり「観客」

specialは、よく見て他との区別をはっきりする、つまり「特別な」

spectacle、人に見せるもの、つまり「見世物」「光景」

suspect、下からよく見る。つまり「疑う」

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prepare 自動詞と他動詞の意味の違い

prepareは、自動詞としても他動詞としても使われる。

(自動詞として使われるときは前置詞forがつく)

自動詞は、その行為を達成する為に必要な準備をする場合に用いて、

他動詞は、その行為自体を準備をする時に用いる。

具体的には、

prepare for the examination. 試験を受けるために準備する(勉強する・筆記用具を整える)

prepare  the examination. 試験を行うために準備する。(テスト用紙を印刷する・教室を手配する)

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distractとdisturbの違い

「(注意を)そらす」という意味の英単語「distract」と「disturb」。

その違いはというと、

distractは、その人の行動や考えていることを、他の事に向けさせて注意をそらすという意味。

一方、disturbは、その人の行動を中止させたり、考えたりできなくさせる事。

それぞれ名詞形にすると意味の違いがわかりやすいかもしれません。

distractの名詞形はdistractionで、気を散らす事。

disturbの名詞形はdisturbanceで、邪魔という意味

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